火垂るの墓は、作家・野坂昭如が自身の実体験を基に書いた同名小説をアニメ映画にしたもので、戦中戦後の神戸と西宮が舞台。
第二次大戦末期の1945年6月5日、早朝に神戸市から阪神地方はB29の大空襲に見舞われた。幼い兄妹・清太と節子は混乱のさなか、母と別れ別れに。清太が国民学校へ駆けつけると、母は危篤状態で間もなく息絶えてしまった。
兄妹は西宮に住むおばの家に疎開するものの、おばとの関係がうまくいかず、しばらく後におばの家を出ることに。
二人はわずかの家財道具をリヤカーに積み、川辺の横穴豪へ住みついた。食糧は川で取れるタニシやフナ。電気がないので蛍を集めて瓶に入れ明りにした。
やがて食糧も尽き、清太は畑泥棒をやることに。ある晩、清太は畑に忍び込んだところを見つかり、農夫に殴られたあげく、警察につき出されてしまった。すぐに釈放されたものの、幼い節子の体は栄養失調のため日に日に弱っていき、ついに死んでしまった。その1ヵ月後、清太も駅の構内で眠るように餓死してしまう。
以上があらすじです。
火垂るの墓は、日本テレビ系で放送されている「金曜ロードショー」では2年に一度、8月の終戦記念日前後に放映するのが恒例となっており、今年も放映が予定されていました。しかし、独島問題に配慮し、火垂るの墓の放映が無期限延期することになりました。世代を超えて多くの人々の心を揺さぶり続ける作品であるだけに、残念ですね。