おもひでぽろぽろのあらすじ

おもひでぽろぽろの舞台となったのは、1982年の山形県山形市高瀬地区で、当時の町の様子や仙山線高瀬駅などが緻密に描かれています。

1982年の夏、東京の会社に勤める27歳のタエ子は会社から10日間の休暇をもらい、姉のナナ子の亭主の実家である山形の片田舎・高瀬へ旅をする。

山形へ向かう夜行列車の中、東京育ちで田舎を持つことに憧れた小学生時代を思い出し、山形の風景の中で小学5年の出来事を思い出す。

明け方、高瀬に到着したタエ子を駅まで迎えに来ていたのは、親せきの青年トシオだった。トシオはタエ子より2歳下だったが、頼りになる好青年で、彼によってタエ子はいろんな田舎の表情を知ることに。

タエ子が東京に帰る前日の夜、おばあちゃんからタエ子とトシオの結婚話がでた。思いがけない話に、思わずその場を飛び出してしまうタエ子だが…。

翌日、トシオやナオ子やおばあちゃんに別れを告げ、東京に帰るタエ子。しかし、列車の中で考えた末、タエ子は高瀬に舞い戻っていくのだった。

以上があらすじです。

おもひでぽろぽろでは、人生の岐路に立った主人公が繰り広げるドラマが感動的で、見所の多い作品と言えるでしょう。

おもひでぽろぽろとは

おもひでぽろぽろとは、岡本螢・刀根夕子の漫画、およびそれを原作としたスタジオジブリ制作の劇場アニメ作品。監督・脚本は高畑勲、宮崎駿プロデュース。1991年7月に公開。上映時間118分。

おもひでぽろぽろは、自分の少女時代を振り返りながら、精神的に自立してゆく平凡なOLの姿を描いたもので、声の出演では主人公の岡島タエ子を今井美樹、トシオを柳葉敏郎が好演しています。

また、おもひでぽろぽろでは、全編に徹底したリアリズムが貫かれ、1966年の場面などは当時の様子を徹底的なリサーチを元に描かれています。

1982年の場面は、はっきりとした色調で描かれており、現実にありそうな風景になっていますが、1966年の場面は、淡い色調で、「思い出の中の風景」という雰囲気をかもし出しています。

おもひでぽろぽろは、レトロ気分に浸れる、回想シーンが印象的な作品です。

魔女の宅急便のあらすじ

魔女の宅急便は、魔女の少女が魔女になるための修行をしていく過程でさまざまな経験を積み成長していく姿を描いたものです。

魔女の娘は、13歳になると家を出て、よその町で一年修行するという掟があった。13歳の魔女キキは、古い一族の掟に従い、黒猫ジジと修業の旅に出る。

海辺の町を修行の場に選んだキキは、パン屋の女主人に気に入られ、唯一使える空飛ぶ魔法を使って荷物配達の仕事を始めた。

好きな子に手紙を渡してと頼んでくる女の子や、船の腹巻を届けてというおばあさん。町で大切な時計が動かなくなったので、隣町から部品を盗んで来いという町長さんなどいろんな仕事をこなすキキ。空飛ぶことを夢見る少年・トンボとの交流や親切な老夫婦との出会いの中で、落ち込んだりしながらも魔女として、人として少しずつ成長してゆく。

以上があらすじです。

魔女の宅急便は、ほのぼのとしたストーリーが、従来アニメ映画を見なかった若い女性にも人気を集めました。子どもから大人まで、いつまでも楽しめる映画と言えるでしょう。

魔女の宅急便とは

魔女の宅急便とは、福音館書店から発行されている角野栄子の児童図書、およびそれを原作に制作された宮崎駿監督の長編アニメーション映画。1989年7月29日に公開。

魔女の宅急便では、日本テレビがスポンサーとしてつき、テレビCMなど広告宣伝面にも力が入れられた結果、配給収入21.5億円となりました。

原作をかなり自由に脚色し、背景にはアイルランドやスウェーデン、ポルトガルなどで取材してきた町の風景が使われています。

魔女の宅急便の主題歌は、ユーミンこと荒井由実が歌う既存の楽曲「ルージュの伝言」と「やさしさに包まれたなら」が採用され、映画公開当時リバイバルヒットとなりました。

なお、魔女の宅急便の「宅急便」とは、ヤマト運輸の登録商標で本来なら勝手に使うことはできません。しかしヤマト運輸がスポンサーについたため、「魔女の宅急便」で発表されたとのこと。ちなみに宅急便の正式な言い方は「宅配便」です。

火垂るの墓のあらすじ

火垂るの墓は、作家・野坂昭如が自身の実体験を基に書いた同名小説をアニメ映画にしたもので、戦中戦後の神戸と西宮が舞台。

第二次大戦末期の1945年6月5日、早朝に神戸市から阪神地方はB29の大空襲に見舞われた。幼い兄妹・清太と節子は混乱のさなか、母と別れ別れに。清太が国民学校へ駆けつけると、母は危篤状態で間もなく息絶えてしまった。

兄妹は西宮に住むおばの家に疎開するものの、おばとの関係がうまくいかず、しばらく後におばの家を出ることに。

二人はわずかの家財道具をリヤカーに積み、川辺の横穴豪へ住みついた。食糧は川で取れるタニシやフナ。電気がないので蛍を集めて瓶に入れ明りにした。

やがて食糧も尽き、清太は畑泥棒をやることに。ある晩、清太は畑に忍び込んだところを見つかり、農夫に殴られたあげく、警察につき出されてしまった。すぐに釈放されたものの、幼い節子の体は栄養失調のため日に日に弱っていき、ついに死んでしまった。その1ヵ月後、清太も駅の構内で眠るように餓死してしまう。

以上があらすじです。

火垂るの墓は、日本テレビ系で放送されている「金曜ロードショー」では2年に一度、8月の終戦記念日前後に放映するのが恒例となっており、今年も放映が予定されていました。しかし、独島問題に配慮し、火垂るの墓の放映が無期限延期することになりました。世代を超えて多くの人々の心を揺さぶり続ける作品であるだけに、残念ですね。

火垂るの墓とは

火垂るの墓とは、野坂昭如の小説、およびそれをもとにした高畑勲監督・脚本のアニメ映画。制作はスタジオジブリ。1988年4月16日から東宝系で公開。

火垂るの墓は公開時、宮崎駿監督作品「となりのトトロ」と同時上映されました。アニメ映画界の二大巨頭の代表作を一緒に観ることができるという、ラッキーな公開でしたが、当時は両監督の一般的な知名度が現在ほどでなかったことや公開日が春休み後でもあったため、配給収入は5.9億円とあまり伸びませんでした。

火垂るの墓は、公開日までに制作が間に合わず、未完成のシーンが残ったままの上映となり、公開後も制作を続け、後に差し替えられています。

火垂るの墓の舞台は、戦中戦後の神戸と西宮。両親をなくした14歳の兄と4歳の幼い妹が、戦後の食糧難のために栄養失調で死んでしまうという話で、映画を見た多くの人は涙をながすと言われています。

火垂るの墓は、2005年にテレビでドラマ化、また映画も制作もされ、今年(2008年)の7月5日から、岩波ホールほか全国にて順次公開されています。

となりのトトロのあらすじ

となりのトトロはの時代設定は、昭和30年代前半。田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ・メイ姉妹と、不思議な生き物「トトロ」との交流を描いたものです。

小学6年生(これに関しては諸説あり。小学4年生だったものがあまりにしっかりしているので6年生に変更されたとも言われている)のサツキと4歳のメイは、退院が近い入院中のお母さんを、空気のきれいな家で迎えるためにとおんぼろ家に引っ越してきた。

翌日、メイは2匹のトトロを見かけ追いかけていくと、2匹は大木のウロの中へ。メイが中に入ると、転げて底へ落ちてしまうが、そこはトトロの住み家。メイは大トトロの上に乗っかり、大喜びするが、眠くなってしまい、寝てしまう。

夕方、サツキが学校から帰ってくると、メイの姿が見えない。父と二人でメイを探しているとトトロの通り道で、寝ているメイを発見する。メイはトトロを見たと話すが、トトロの通り道を何度も行くが大木のところに行けない…。

一家が新しい家に馴染んだころ、サツキもトトロに遭遇した。

ある日、入院しているお母さんの具合が悪くなった、との電報。トウモロコシをお母さんに食べてもらおうと一人、病院を目指すメイだが、途中で道に迷ってしまった。村では、池に落ちたんじゃないかと捜索隊を出す大騒ぎになってしまう。サツキは村の人たちとメイを探すが見つからず、「お願い、トトロ」と助けを求めるサツキの涙に、ニヤリと笑うトトロ。トトロは空飛ぶ「ネコバス」にサツキを乗せ、歩き疲れて座り込んでいるメイを発見すると、二人をお母さんがいる病院まで運んだ。二人はお土産のトウモロコシを窓際に置くと、一足先に家に帰るのだった。

以上があらすじです。

となりのトトロは、宮崎駿監督が描いた懐かしい日本の情景や美しい自然、心温まるストーリーで子どもから大人まで、日本中の人々から愛されています。今まで知る人ぞ知る存在だった宮崎監督が、国民的映画作家として飛躍するきっかけとなった作品と言えます。

ところで、トトロってほんとにいるんですよ、知ってました?

となりのトトロとは

となりのトトロとは、1988年4月に東宝系で公開されたスタジオジブリと徳間書店のアニメ映画作品。観客動員数約80万人。

独創的かつ情緒溢れるとなりのトトロは、これまでアニメを軽視していた一般映画の評論家たちからも絶賛を受け、キネマ旬報の「日本映画ベストテン」第1位など、各種日本映画関係の作品賞を獲得します。

となりのトトロは、テレビ放映が繰り返し行われたことで幅広い世代に知られるようになり、とりわけファミリー層に人気のある映画です。後に発売されたビデやDVDは記録的な売上を達成。

となりのトトロのオープニング曲「さんぽ」(歌:井上あずみ、作曲:久石譲、作詞:中川李枝子)は、現在では童謡曲の定番として、広く歌われています。

なお、作品の固有名詞などは、埼玉県所沢市から東京都東村山市にかけて広がる狭山丘陵の地名をもじったものが多いとのこと。

となりのトトロとは

となりのトトロとは、1988年4月に東宝系で公開されたスタジオジブリと徳間書店のアニメ映画作品。観客動員数約80万人。

独創的かつ情緒溢れるとなりのトトロは、これまでアニメを軽視していた一般映画の評論家たちからも絶賛を受け、キネマ旬報の「日本映画ベストテン」第1位など、各種日本映画関係の作品賞を獲得します。

となりのトトロは、テレビ放映が繰り返し行われたことで幅広い世代に知られるようになり、とりわけファミリー層に人気のある映画です。後に発売されたビデやDVDは記録的な売上を達成。

となりのトトロのオープニング曲「さんぽ」(歌:井上あずみ、作曲:久石譲、作詞:中川李枝子)は、現在では童謡曲の定番として、広く歌われています。

なお、作品の固有名詞などは、埼玉県所沢市から東京都東村山市にかけて広がる狭山丘陵の地名をもじったものが多いとのこと。

天空の城ラピュタのあらすじ

空に浮かぶという伝説の島「ラピュタ」を発見したものの、人々に信じてもらえないまま亡くなった父を持つ、見習い機械工のパズー。彼はある日、空からゆっくりと落ちてきた少女シータと出会う。彼女は胸に青く光る石のペンダントを身につけていた。実は、彼女はラピュタの王位継承者であり、そのペンダントこそが空に浮かぶ力を持つ“飛行石”だったのだ。

パズーは、シータの行方を追う空賊や政府からシータを守り逃走を図るが、ラピュタを捜索している国防軍につかまり、ティディス要塞に監禁されてしまう。

シータを捕らえた政府側の張本人・ムスカ特務大佐は、シータに空から落ちてきた壊れたロボットを見せ、シータがラピュタ王家の末裔であることを伝え、パズーの命と引き換えに協力を迫る。

シータを残して釈放されたパズー。彼は、同じく飛行石を手に入れようとしていた空中海賊ドーラ一味の協力を得て、シータを国防軍の手から救い出すことに。

ティディス要塞に残されたシータは、祖母から教わった「おまじない」を口にしたとたん飛行石が光を発し、ラピュタの方角を指し示す。同時に壊れていたはずのロボットが目覚め、暴れだして要塞を壊滅させる。騒ぎの中、パズー達は強行突入でシータを奪還するが、要塞からの砲撃の衝撃で、シータは飛行石を落としてしまう。しかし、ついに伝説の島ラピュタと遭遇することになる。

以上が簡単なあらすじです。

天空の城ラピュタ、老若男女を問わず好まれることから、本作を宮崎駿作品の最高傑作として挙げる人も少なくありません。

天空の城ラピュタとは

天空の城ラピュタとは

天空の城ラピュタとは、1986年8月2日に公開された宮崎駿監督第2作目の長編アニメ映画。製作はスタジオジブリ。上映時間は124分。

天空の城ラピュタの第1次興行(42日間)の観客動員数は、77万4,471人、配収5億8,300万円。

天空の城ラピュタは、題材をスウィフトの「ガリヴァー旅行記」に出てくるエピソードからとっていますが、自由な脚色と創作で全く別な独自な物語となっています。

天空の城ラピュタは、物語は幅広い年齢層に支持され、その人気は公開から20年を経た現在でも衰えません。テレビでも金曜ロードショウなどでときどき放映されることもあり、時が経つにつれて人気が上がっている映画です。

主題歌の『君をのせて』(作詞:宮崎駿 作曲:久石譲 歌:井上あずみ)は、現在では卒業式の定番曲の一つになっています。